皮内反応試験とは
試験試料が生体内組織に接触する場合に選択します。
皮内反応試験は、ウサギの背部被毛を剪毛した皮膚に試験液を皮内投与し、刺激性の有無を確認します。
試験方法
試験液として生理食塩液および植物油の2溶媒による抽出液を使用します。
投与は3匹のウサギに試験液と溶媒のみの対照液とをそれぞれ5か所ずつ行います。
判定方法および基準
投与後24、48および72時間に、皮膚(皮内)反応の評点付けシステムに従い、紅斑・痂皮および浮腫の形成について肉眼的に観察し、得られた観察結果から最終評価点を算出して刺激性の程度を判定します。