役員・研究顧問の紹介

東京医科歯科大学医用機材研究所研究生、テルモ（株）、東京工業大学大学院総合理工学研究科助手、米国ロシュ分子生物学研究所留学等の経験を経て、1985年食品薬品安全センター入所。生化学研究室長、中央試験管理部長、試験部長を務めた。

運営管理者として長くGLP試験に携わり、現在も医療機器の生物学的安全性試験の試験指導、相談業務を担当。外部セミナーの講師としても定評がある。また、2013年からはJaCVAM（日本動物実験代替法評価センター）の委員に就任、動物実験代替法の導入に貢献している。

星薬科大学助手、米国カリフォルニア大学博士研究員を務めた後、2004年食品薬品安全センターに入所。化学研究室長、水道検査事業部長、食品衛生事業部長を務めた。

国内唯一の実施機関である食品衛生外部精度管理調査業務の調査統括責任者、対照材料事業の生産統括責任者を担当。食品衛生外部精度管理調査では、ISO/IEC 17043（適合性評価－技能試験に対する一般要求事項）の認定を取得している。また、厚生労働省ほか公的機関からの招聘を受けて、外部精度管理調査に関する講師等も務める。

国立衛生試験所に研究員として在職後、国際協力事業団の専門家として、チュニジア共和国国立食品医薬品研究所に赴任。帰国後は国立衛生試験所の主任研究官、厚生省薬務局審査第二課長補佐を経て、国立医薬品食品衛生研究所の環境衛生化学部長。定年退官後は医薬品医療機器総合機構（PMDA）のテクニカルエキスパート（一般薬等審査部・医薬品基準課）、日本医薬品添加剤協会専務理事を務め、2021年1月より食品薬品安全センターの研究顧問に就任。

医薬部外品の承認申請、日本薬局方、医薬品添加物規格及び医薬部外品原料規格に精通し、関係会議への出席、相談業務に応じている。

岐阜大学農学部卒業後、日本メナード化粧品に入社。国立遺伝学研究所形質遺伝部留学、長崎大学薬学部にて博士号取得。その後、国立医薬品食品衛生研究所にて薬理部新規試験法評価室長、安全性予測評価部第二室長を歴任し、2021年3月退官。現在、国立医薬品食品衛生研究所　食品添加物指定等相談センター併任安全性予測評価部　特別研究員。

動物実験代替法の専門家として、2005年11月のJaCVAM（日本動物実験代替法評価センター）設立当初から事務局長を務め、現在も各種代替法の国内導入に向けて尽力を続けている。2021年6月より食品薬品安全センターの研究顧問に就任。当法人の代替法試験・研究における強力なアドバイザーである。